ロンドン男性、エイズ完治。世界2人目か

スポンサーリンク

エイズウィルスに感染したロンドンの男性が、幹細胞移植を受けて完治した可能性があるとの研究が発表されました。

3月5日発行の科学雑誌ネイチャー誌で、ロンドンの教授らが発表したものです。

エイズとはヒト免疫不全ウイルス(HIV)に感染することで引き起こされる病気です。

免疫力が低下して感染症や疾患を引き起こして、やがて死に至る確率が非常に高い病気です。

エイズは絶対に治らない病気だと思っていましたが、世界で二人目のエイズ完治の報告に、驚きました。

今回の件を担当している教授の患者はロンドンに住む男性。

2003年に HIV 感染が判明。

2012年以降にはHIV を抑制する、抗レトロウイルス薬で治療を受けていたそうです。

現在のところエイズの治療法は、HIVの働きを抑制して、病状の進行を遅らせることだけだと思っていました。

癌であれば切除することもできますが、免疫系にウイルスが感染すると、とても厄介なことになります。

治療を受けていた男性は、その後悪性リンパ腫が見つかったため化学療法を受けることになりました。

そして2016年に、幹細胞移植を受けたのです。

簡単に言うと正常な血液を作ることができなくなってしまった患者さんに対して、血液を作るための細胞を移植して、正常な血液を作れるようにする移植です。

その幹細胞移植を受けた時に、細胞の提供者、ドナーが HIV に耐性のある遺伝子を持っていたそうです。

現在ロンドンの男性は経過観察中ですが、エイズに対する新たな治療法が見つかりそうな気配がします。

HIV 感染者が幹細胞移植で完治したとされるケースは、2008年にドイツで報告されています。

つまり2008年のケースも、今回のケースも、抗レトロウイルス薬の治療を受けていた。

そして免疫系の病気にかかった。

そこで幹細胞移植を行った。

ベルリンのケースでも、幹細胞提供者は、HIV の耐性があったと言います。

2008年と今回のケースは全く同じ治療が行われています。

今回の治療では、エイズ完治の方法が確立したわけではないと発表されています。

スポンサーリンク

しかし、幹細胞移植で免疫系の病気が治る、もしくは症状が改善されるなら、これからどんどん行っていってほしいです。

HIVに耐性のある人から、幹細胞移植を受ける。

白血病耐性のある人から、幹細胞移植を受ける。

免疫系の病気は様々ありますが、そのケースに応じて、耐性のある人から血液を新たに作る力を借りる。

この方法が世界でどの程度行われているのかはわかりませんが、可能性があるのなら、患者さんの選択肢として、非常に喜ばしいことでしょう。

特定のウイルスに対して、耐性のある人はなかなかいないでしょう。

そもそもドナー登録をしている人が少ないのだから、その中から見つけるとなると、耐性のある人の数も限られてくるでしょう。

将来的には、血液検査だけで、あらゆる病気がわかるようになる時代が来るといいます。

つまり、あらゆる病気は、正常な血液、病気に対して耐性のある人の力を借りて自らが作った血液の力で治るのかもしれません。

僕は免許証の裏に、死亡したときにはドナーとして、あらゆるものを提供する意思を表示しています。

しかし、やはりそれだけではダメで、今、生きている人の血液を利用することをこれからの社会は考えなくてはならない。

そう思ったニュースでした。

グルコサミン&コンドロイチン&コラーゲン

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする