内田裕也さんを偲んで

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歌手の内田裕也さんが、3月17日に亡くなりました。

前日までは体調も落ち着いており、食欲もあったという内田さん。

病院からの体調急変の知らせに、急きょ駆けつけた娘さんも、最期には立ち会えなかったそうです。

内田裕也さんといえば、

「ロックンロール」

「シェケナベイベー」

の一言で、全部持っていってしまう人。

10代からバンド活動を始め、様々なバンドでボーカルを担当。

1963年には映画初出演。

役者としても活躍された方でした。

しかしまあ、この人は文字通り破天荒で豪傑だったようです。

破天荒(はてんこう)とは、故事成語のひとつ。意味は、「今まで人がなし得なかったことを初めて行うこと」、「前人未到の境地を切り開くこと」。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A0%B4%E5%A4%A9%E8%8D%92

【豪傑】の意味
1 才知・武勇に並み外れてすぐれていて、度胸のある人物。「天下の豪傑」「豪傑肌」

2 ささいなことにこだわらない豪放な人物。また、一風変わった人物。

https://dictionary.goo.ne.jp/jn/72640/meaning/m0u/

前人未到の境地を切り開いたといえば、

音楽、映画という表現を取りながら、政治をも巻き込んで、ラブアンドピースを日本で叫び続けた唯一の人。

そんなイメージがあります。

言ってしまえば、ジョン・レノンとオノ・ヨーコを一人でやってしまったような人。

ジョン・レノンとオノ・ヨーコは、政治には介入しませんでしたが、内田裕也さんは東京都知事選挙に立候補。

政見放送で「パワー・トゥ・ザ・ピープル」を歌い、

選挙公報は、「「NANKA変だなぁ! キケンするならROCKにヨロシク! Love&Peace Tokyo」とだけ手書きで書かれた物。

僕は10代からバンドをしていて、30歳まで真剣にプロを目指していました。

内田裕也さんの存在は知っていましたが、政治に手を出すと危ないというのは、大学時代に研究していましたから、このおじさんはものすごいことするなあというのが正直な感想です(笑)

ロック界のドン。

交友関係も広く、彼を怒らせたらやっていけなくなる。

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それくらいの影響力をもっていたそうですが、実績はとなると、ほとんどないらしいです(笑)

そこがまさにロックンロール。

転がる石のように自由に生きろ。そこには邪魔なものはついてこない。

※ビートルズ来日の際には、彼は前座で公演しています。そこはすごい。

なんというか、僕が10代、20代の頃に描いていた、ロックンロール、そしてラブアンドピースを、まさに地で行ったような人でした。

最近はダウンタウンの番組に出ているのを見て、面白かったのを覚えています。

出演者が何か質問すると、

「えっ!?」

と言って、会場の雰囲気を凍らせる。

でも、最後は「ロックンロール」(笑)

もちろん、薬物でも逮捕されていますし、不倫もしています。

昔はこういう豪快な俳優さんだったり、ミュージシャンが多かった。

僕は今30代ですが、昔の芸能界のことを勉強していると、

そんなんありかいな、とか、今はそれがなくなったからつまんなくなったなあ、というのがたくさんあります。

石原裕次郎さんとは違うし、大島渚監督とも違うし、ショーケンとも違う。

内田裕也さんは大衆に受けてないし、知性を求めてないし、カッコつけようともしていない(笑)

とにかく自然体で、肝が座っていて、ささいなことを気にしない。

でも、男の僕から見ても、カッコいいというか、自由でいいなあという思いがあります。

交友関係が広かったので、彼が何かしようとしたら、芸能界から様々な人が集まります。

そして、交友関係が広いから、

内田裕也さんが何をやっても、誰も文句が言えない(笑)

ケンカが強いとか、権力を持っているとか、そういうのとはちょっと違う、

文句言ったらどうなるかわからないという、ある意味独特の恐ろしさを持っていた人でしょう。

内田裕也という、人間のダイナミズムの象徴を、失ったことを

何だか悲しく思います。

Rock’n roll and Rest in love and peace Yuya Uchida

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