戦国時代の石垣技法が海外進出のきざし

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戦国時代に栄え、全国の城の石垣の石を積むための技法、「穴太衆積み」がアメリカなどで人気になっているそうです。

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引用元 https://youknow.exblog.jp/12354464/

穴太衆積みを唯一継承する「第15代穴太衆頭(かしら)」の粟田純徳さん(50)

栗田さんはアメリカで石積みのワークショップを、2010年に開いています。

アメリカにも石を使った職人はいます。

しかし彼らが使う石は、形が整えてあって、しかも最後にコンクリートで固定します。

栗田さんが行うような石積みを体験した職人はアメリカにいなかったでしょう。

栗田さんが4 M の石垣を建てた時、アメリカの職人からは驚きの声があがりました。

それと同時に、「耐久性は大丈夫なのか」いう声が上がったのも納得できます。

しかし栗田さんの技法は、コンクリートを使わなくても、石の積み方で振動や圧力を分散させることができるのです。

下の写真を見てください。

穴太衆積みの断面図。奥行きのある石を使い、裏手には「ぐり石」を積む

穴太衆積みの断面図。奥行きのある石を使い、裏手には「ぐり石」を積む

https://www.homes.co.jp/cont/press/reform/reform_00542/

これが栗田さんが継承する、穴太衆積み。

自然のまんまの石を使い、石垣を組む。

裏側には小さな石があったんですね。

これは初めて知りました。

確かに日本には今から400年以上前の、時代から残っているお城がたくさんあります。

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その間に地震は何度かあったのでしょうし、自然の石をそのまま組み立てて、全く崩れていないというのが不思議でしょうがありません。

栗田さんが社長を務める会社では、外からの石垣の発注が多くなってきたと言います。

海外の職人たちが、技術の高さから生まれる耐久性を持った石垣の魅力に気付き始めているということなのでしょう。

栗田さんもなかなか後継者を育てるのは大変だと思います。

石積みの技法を習得するには、最低でも10年かかると言います。

ワークショップで栗田さんの技を見た職人からは、栗田さんの技法を自分も学びたいという声が続々と上がっているようです。

自然の石を使って作られた建造物。

これって他の国にあるのでしょうか?

海外でも昔から石造りの家はありましたが、やはり石同士をくっつけるために鉄や木材を使っていたことが多いようです。

改めて日本人の技術力と発想力の高さを思い知ると共に、石積みの技術がこれからも廃れてほしくないと思いました。

技術が継承されていくならば、世界のどこでもいい。

日本でも石造りの家が多くなってくると面白いのかと思います。

日本は自然災害が多いので、石というものを改めて見直す時期なのかもしれません。

江戸時代は戦国時代から学ぶことはたくさんある。

石積みの技法を今でも守り続けている人がいるということに、なんだか嬉しさを感じたのでした。

えんきん

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